春は島らっきょうでビール
らっきょうの旬は春です いわゆる「らっきょう(甘酢漬け)」って1年中売っているので、なかなか季節感を感じづらいですが、本来らっきょうの旬は春です。普通のらっきょうの旬が4〜6月、島らっきょうは3〜5月ぐらいでしょうか。普段あまり首都圏では見かけない島らっきょう、沖縄 特に伊江島が最大の産地ですが、…
らっきょうの旬は春です いわゆる「らっきょう(甘酢漬け)」って1年中売っているので、なかなか季節感を感じづらいですが、本来らっきょうの旬は春です。普通のらっきょうの旬が4〜6月、島らっきょうは3〜5月ぐらいでしょうか。普段あまり首都圏では見かけない島らっきょう、沖縄 特に伊江島が最大の産地ですが、…
たけのこが旬だから この時期 旬なのは何と言っても「たけのこ」。スーパーの店頭にも並んでいます。こんな時期こそビニールパックされた「たけのこの水煮」じゃなくて、採れたてのたけのこをいただきたいもの。そんなことでたけのこを買ってきたら、ナイスタイミングで料理家の樋口直哉さんがnoteに「たけのこのア…
今回の実験の目的 前回のコラム記事では、調理スタート時に決めた「割り」が加熱調理後の仕上がりでどんな塩分濃度に煮詰まっているかを検証しました。そして、その最後でラーメンのスープや、そば・うどんつゆなど、仕上がりの塩分濃度への配慮だけでなく、ある一定の「分量」も確保しなければいけない料理はどうすれば…
これまでを振り返って 前回「200:1:1:0.5究極の割り 吸い物(お椀)」と前々回「味付けが決まる!和食の割りとは(基本編)」で、分かったことは、和食の「割り」は簡単に味が決まる便利な方法であるとともに、以下の課題も浮き彫りになりました。 (1)「割り」はあくまでもスタート時点での味付けで、仕…
あさりといえば、潮干狩りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?掘り当てるあの感覚は、子供も大人も春の海岸で熊手を手に楽しめるレジャーです。そんなあさりには、一年に二度の旬があることをご存じですか?それぞれの時期に最も美味しくなる理由があり、産地によっても味わいが異なります。 近年では国内の漁獲…
前回のコラム記事「味付けが決まる!和食の『割り』とは(基本編)」で、最後にあげた「お椀(=吸い地)」を細かく分析してみましょう。なぜならこれがいわゆる「割り」、つまりは容量比でレシピを規定できる現実的な限界?なので。ちなみにまだお読みでない方は、まず前回のコラムをお読みください。 吸い地の「割り」…
プロの和食屋さんだってすべてを味覚だけで決めているわけではありません 和食の職人さんと言うと、みんな「舌当たり」、つまりは自分の味覚だけで味付けを決めているイメージがありますが、必ずしもそんなことはないようです。最後は親方が味見して決めるにしても、その手前で、ある程度の範囲内には収まっていないと作…
このコラムをお読みの方々にとって「うまみ」については朝飯前だと思いますが、今回はReproキッチンスタッフが、外で体験できるうまみスポットをご紹介します。 2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録され、10年以上が経過しました。「うまみ」は「umami」として今や外国…
思ったように包丁が研げない 料理を作る以上、たまには包丁を研ぎます。Repro開発チームのスタッフには某有名店に10年以上もいたベテラン和食料理人もいるので、親方から一通りの研ぎ方は勉強させていただきました。でもなんだか、たまに失敗したり、思ったような切れ味にならなかったり…まあ、本職の職人さんで…
外部センサーから本体センサーへ自動切り替わり Reproは水温ターゲット(煮物)、油温ターゲット(揚げ物)をする時に外部センサーを使います。常温から設定温度に加熱している時に、外部センサーに何らかの異常があったとReproが判断した場合(=本体センサーは最大火力で加熱しているのに、外部センサーで測っ…
高級食材の集中砲火 あいにく私は大富豪でもなければ、美食家でもないので、これまでの人生で、高級食材、それもその中でも最高品質の食材を、これでもかと言わんばかりに食したことは、この夜までありませんでした。「いんぼすこ神宮前」北海道岩見沢市出身の渡部敏毅シェフと奥さまの渡部宏美シェフが切り盛りするこの…
前回に引き続き、今回も一般家庭で作る定番おかずのひとつ?、さといも(小)もしくは小海老芋で作るそぼろあんかけのレシピを。 さといもは意外にてごわい? これは1989年に日本食品工業学会誌に掲載された論文「野菜の最適加熱時間の予測」から、さといものデータを抜粋したものです。元の論文の狙いが「いろいろな…
今回は難しいことは抜きに Reproのコラム記事と言うと、その製品の性格上、どうしても科学的な実験をしたりしてしまいがちですが、今回はあまり難しいことは抜きにして、よくありがちな常備菜にも使える副菜「れんこんとひき肉のきんぴら」のレシピを。 「きんぴら」の語源 この農林水産省のサイトを見ると、江戸…