Reproには、
「Repro Ver.1.0 基本セット」
「Repro Ver.1.0 オプションセット(ショート)」
「Repro Ver.1.0 オプションセット(ロング)」
の3つのセットがあります。
「Reproの購入を検討しているんだけど、どのセットを買えばいいの?」とお悩みの方へ、セット別の特徴・使い方をご説明いたします。
ちなみに、どのセットもRepro本体の性能に違いはありません。
目次
Repro Ver.1.0 基本セット
スタイリッシュな食卓を演出
このセットには、Repro本体と充電用クレードル、無線外部センサー、耐熱クリップが付属されています。
無線外部センサーは、bluetoothで本体と通信し、1秒ごとに0.1℃の温度変化を検知して火力を調節しています。フライパンでの炒めものをする場合は他のセットと同じですが、煮物・揚げ物については、ちょっと異なります。
基本セットのメリット
外部センサーのコードがないので、スタイリッシュな食卓を演出できます。例えばホームパーティでダイニングテーブルの上に置いて、ステーキを静かに焼いたり、鍋物やしゃぶしゃぶなどを一定温度に保って楽しむのにぴったりです。
基本セットのデメリット
(1)無線外部センサーを充電しないと使用できないので、本体を通電させて使用することが多くなります。
(2)100℃以上での揚げ物ができません。無線外部センサーは中にリチウムイオン電池を内蔵しています。リチウムイオン電池は高温に弱いので、例えば180℃の油の中に間違えて落としてしまうと事故につながる危険性があるため、100℃以上での使用ができないようになっています。
(3)無線外部センサーはbluetoothで通信していますので、電波障害に弱いです。たとえば近くで電子レンジなどを使うと、接続が断たれ、コントロールが本体トッププレート中央の「本体センサー」へ自動的にフェイルオーバーします。本体センサーにフェイルオーバーすると、写真のようにセンサー切替ボタン横のLEDが青から赤に変わるので、電子レンジを使い終わったあとに切替ボタンをタップすると、外部センサーに戻ってLEDが青色になります。
ただ、正しい鍋プロファイルを使用していなかったりすると、本体センサーに切り替わっているあいだ、鍋内の水温を正確に測定できなくなります。
飲食店舗の厨房にはいろいろな機器があり、想像以上に多くの電磁波が飛び交っているので、レストランなどのプロの方は、基本的に有線センサーを使用しています。
Repro Ver.1.0 オプションセット(ショート)
さまざまな料理に対応する汎用性
このセットには、基本セットに付属されている、Repro本体と充電用クレードル、無線外部センサー、耐熱クリップのほかに、有線外部センサー(ショート)が同梱されています。
有線外部センサー(ショート)の寸法は無線外部センサーと同じニードル部分が10cmなので、26cmまでの普通の高さの鍋に使用できます。
有線外部センサーは写真のとおり、Repro本体右側面にある2つUSB-Cソケットのいずれかに挿入して使用します。
オプションセット(ショート)のメリット
(1)直接ケーブルで本体と接続しているので、電磁波障害などの影響を受けません。よって電子レンジをはじめさまざまな電磁波を発生する機器を置いている厨房・キッチンでも、安定して動作します。
(2)リチウムイオン電池を内蔵していないので、天ぷらやとんかつ、フライなど、200℃までの油温の揚げ物料理を作ることができます。
多くの「揚げ鍋」は、さほど深さがないため、有線センサー(ロング)では長すぎてバランスが悪くなります。揚げ物料理を作りたいという方には、他の料理(鍋)との汎用性を考えても、このオプションセット(ショート)がオススメです。
Repro Ver.1.0 オプションセット(ロング)
大量のスープを作るならコレがオススメ
このセットもオプションセットと同じ付属品ラインナップですが、有線外部センサー(ショート)の代わりに長い有線外部センサーが同梱されています。
有線外部センサー(ロング)はニードル部分が17cm。これは普通の高さの鍋には長すぎますが、「寸胴鍋」などの深い鍋で「大量のスープ(だし)を取りたい」といった方には、このセンサーが必要です。
わかりにくい写真で恐縮ですが、これは「KIPROSTARステンレス寸胴鍋26cm」満水量14.0L、Reproでの基準水量10.0Lに有線センサー(ロング)をセットしたものです。この寸胴鍋の深さは26cm。鍋の深さが20cm前後ある場合は、有線センサー(ロング)がオススメです。ラーメン屋さんなどは主にこのタイプをご購入されています。
以上、3つのセットについて説明いたしました。もちろん有線センサー(ショート)、(ロング)とも、あとから単品でご購入もできますが、セット価格の場合は少しお安く提供することができます。
作りたいもの、使いたい目的に沿ってお選びください。